提灯探訪ブログ

提灯や祭りについていろいろなんでも話しています。

[提灯を使った言葉集]2011/09/05

ちょうちんもち【提灯持ち】

言葉どおり、提灯を持って歩く役の人のことをさしますが、時代と共に
この単語の意味は変遷していきます。



その昔は
 ・提灯を持って先に立ち、足もとを照らして行く役。
 ・先導役のこと(灯りを照らして先を歩くので)
 ・使用人、家来
 
というほぼ言葉のとおりの使われ方をしていますが、

現代では
 ・太鼓持ちと同じような言葉。
 ・上の人や、偉い人のご機嫌をとって、その人の良いところばっかり
  言いふらす人。
あまり良い意味では使わないですね。

ただ今でもお祭りなどで、神輿が通る前に、提灯を竹の棒の先に吊るして持って歩くことがあります。
祭りの先陣を切って「提灯持ち」が、神輿を先導されているので、神輿の前の「つゆはらい」のような感じで、とてもかっこよく見えますね。
竹ざおに提灯を吊るし掲げて歩く提灯は、主に「高張型(たかはりがた)提灯」が多いですが、阪神間では「小田原型提灯」を持って歩かれることも少なくありません。同じ用途でも、所変われば使われる提灯も異なるのです。