常設の大提灯

円福寺の大提灯

高橋提灯謹製

観音堂の大提灯 10尺(直径3m×長さ3m)
坂東三十三観音巡礼 第27番札所 飯沼山円福寺。 
髭文字で力強く文字が書かれております。

 

「飯沼の観音さま」「銚子の観音さま」として知られる円福寺は、利根川の河口、関東一の漁港として賑わう銚子市の中心に位置し、市街はその門前町として発展してきました。
『飯沼山観世音縁起絵巻』などによると、神亀五年(728)の春、銚子の浦が荒れて漁ができなくなり、五月には皷が淵の沖の海上が光り輝いた。ある夜、漁師の清六が、「輝いているところで牛堀の漁師長蔵とともに漁をせよ」との霊夢を見た。翌朝、沖に出ると、同じ霊夢を見た長蔵が対岸から来たので、二人で網をおろしたところ、左の脇に瑪瑙をはさんだ十一面観音が出現した。二人は出家して草庵を結び、尊像を安置されました。

 

7-2ennhukuji.jpg

                                                                     10尺(直径3m×長さ3m)大きさが、文字を書いている人との対比で、提灯の大きさが改めてわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飯沼山 円福寺
千葉県銚子市馬場町293
銚子電鉄観音駅から徒歩5分